

乾燥肌
しばらく東京に帰っていましたが、ニューヨークに戻ってきました。今年は暖冬なので寒さは東京より少し寒いくらいですが、ニューヨークは乾燥がひどい!去年もこれには驚きましたが、今年も苦しむことになりそうです…東京では尿素の入った保湿剤を1日1回、特に乾燥しやすい顔や首、腕と脚に塗...
All About
更新が半年も滞ってしまいました。というのも、医療系の記事は http://allabout.co.jp/gm/gp/1687/ こちらにしばらく記載してきました。もしお時間あればこちらのAll Aboutの記事を呼んでみてください。アメリカでした貴重な体験も綴っています。...


日焼け止め、どれを選ぶ?
週末になりニューヨークは夏のようです。春が本当に短く、冬の延長から一気に暑く、そして日差しが強くなってきました。 これからは日焼け止めがかかせません。また、道を歩くときにも片方のサイドは日陰になっていることが多いので、そちらを歩くようにするだけでもだいぶ陽に当たる量は減りま...


日焼け止めの見方と小児の日焼け止め
日焼け止めは日本、アメリカを問わず本当に多くの種類の製品が売られているのでどれがいいのか迷ってしまう方が多いのではないかと思います。これが絶対にいい、と全員に言えるものはないので、毎日ぬれるような自分にあった使用感のいいものを探すことが大切です。いくら効果の高い日焼け止めで...


日焼け止め(サンスクリーン)
今日はハーバード皮膚科の主任教授、Thomas Kupper先生がロックフェラーまで講演に来てくれました。 専門的な話だったので詳細は書きません。免疫に大事なリンパ球という細胞には皮膚にいるタイプと血液中を循環するタイプがあり、それぞれの細胞が異常になってしまうことで、違う...
血管腫の治療
治療についてですが、以前は赤い色素に反応するダイレーザーがよく使われていました。たしかに赤い色を薄くするには効果があるのですが、アメリカで現在一般的に薦められているのはHemangeol(成分名はプロプラノロール)という飲み薬です。こちらは...


血管腫
血管腫といっても?という方も多いと思います。血管が異常に増えてしまいできるできもの全般を指すのですが、皮膚科の診察をしていて一番相談が多いのはいちご状血管腫(英語ではinfantile hemangioma)です。この病気は写真のように赤く、盛り上がったできものが生まれたあ...


爪水虫とクレナフィン
昨年発売になったクレナフィン(成分名はエフィナコナゾール)という爪水虫の塗り薬が日本、アメリカのいずれでも話題になっています。今まで爪水虫に効くと認められた塗り薬はなかったのですが、ついに発売になったからです。これまでは塗り薬を塗り続けても1割くらいの患者さんでまれに治る人...


スキンチェック
勤務しているロックフェラー大学のサービスでスキンチェックを受けてきました。スキンチェックというのは聞き慣れないと思いますが、白人ではアジア人や黒人に比べて10倍ほども皮膚ガンが多いため、年に一度は全身のホクロやシミを皮膚科医にチェックしてもらう、というのが検診に含まれていま...
日焼け中毒
昨日は現在勤務しているロックフェラー大学の近くで「UV, Cutaneous Signaling, and Melanoma Pathogenesis」という講演を聞いてきました。名前は知らなかったのですが、ハーバードの皮膚科で教授のDavid...